ステップTで、ActivePerl をインストールしていることが必要です。
CGIとは、サーバーのプログラムを実行するインターフェースです。CGIで記述する言語はサーバーで動作する言語なら何でも構わないのですが、通常は、コンパイルの必要のないPerlが利用されます。本校でも、Perlを利用しています。
まず、CGI設置フォルダを仮想フォルダとして設定します。
- 『管理ツール』にある『インターネットサービスマネージャ』を起動する。
- [既定のWebサイト]を右クリックし、[新規作成]→[仮想ディレクトリ]を選択し、作成ウィザードを起動する。
- エイリアスは[cgi-bin]と名付け、フォルダは[C:\cgi-bin]とする。
- 作成した仮想フォルダを右クリックし、[プロパティ]を選択し、[仮想ディレクトリ]タブをクリックする。
◇[スクリプトソース アクセス][書き込み]にチェックを入れる。
◇[実行アクセス権]を[スクリプトおよび実行可能ファイル]に変更する。
- [構成]ボタンをクリックする。
[追加]ボタンをクリックし、ダイアログを出す。
◆[実行ファイル]は[C:\Perl\bin\perl.exe "%s" %s](ActivePerlのインストール場所によって異なる)を入力する。
◆拡張子は[.cgi]とする。
◆動詞は[制限]にチェックを入れ、[GET,HEAD,POST]を入力する。
◆スクリプトエンジンのチェックは外す。
再度、[追加]ボタンをクリックし、同様に拡張子[.pl]について追加する。
例によって、HELLO プログラムです。
- メモ帳などのエディタを起動します。
- 下記のソースを記入します。
#!c:\perl\bin\perl
print "Content-type: text/html\n\n";
print "<html><head>\n";
print '<META HTTP-EQUIV="content-type" CONTENT="text/html; charset=x-sjis">';
print "\n";
print "<title></title></head>\n";
print "<body>\n";
print "Hello!\n";
print "</body>\n";
print "</html>\n";
- 上記で指定した仮想ディレクトリに保存します。例として[C:\cgi-bin\hello.cgi]とします。
- インターネットエキスプローラーを起動して、URL に 例えば[http://host/cgi-bin/hello.cgi]とした時、[Hello!]と表示されれば、成功です。
- 動作することがわかれば、インターネットで信用のできるフリーの CGI を捜して、[C:\cgi-bin\]フォルダにインストールし、ソフトごとに環境設定をすれば、使用できるようになります。
ただし、ほとんどのものはインターネット上での UNIX サーバーでの使用を考えて作成しているので、少し手直しが必要なものも多いので要注意です。
残念ながら、このあたりはプログラミングの力も必要となってきますので、上級者向けです。