ツツジ科(Ericaceae)
- 山地の日当たりのよい所に多い低木〜小高木。落葉樹。
- 幹は、名前の由来通り樹皮がねじれて縦に割れる。枝はまるく無毛。
- 葉は、卵形から長卵形、全縁、洋紙質、長さ4〜12cm。両面にねた毛。
- 花は、白色で総状花序。花期は、5〜6月。花冠は下垂して咲き、壺状、長さ7.5〜8.5mm。
- 果実は、上向きとなり径4mm。
- 冬期に若枝がきれいな赤色に色づく。
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(1996.5) |
葉 (1996.5) |
樹皮 (1996.5) |
- 関西の低山に普通の落葉低木。
- 幹は、よく車輪状に分枝する。若枝は褐色、ねた褐毛が多い。
- 葉は、枝の先に3輪生、鈍菱形から菱卵形、長さ3.5〜4.5cm、革質でない。
- 葉柄は、3mm程度で短い。葉柄と葉の裏面脈状にねた褐毛が多い。
- 花は、赤紫色で裂片は5つ、雄ずいは10本、葉に先だって咲く。花期は、4〜5月上旬。1〜3個の花を散状につける。
- 花柄は、褐毛を密生。花柱は、無毛。子房は、白毛を密生。
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全体 (1996.5) |
花 (1996.5) |
(1996.5) |
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葉(3輪生) (1996.5) |
(1996.5) |
- 山地や丘に生える半落葉低木。
- 若枝は褐色の粘毛が多い。
- 春葉は、広楕円形、全縁、質は薄い。長さ3〜6.5cm。
- 夏葉は、倒披針形、春葉より小さい。
- 花は、赤紫色で裂片は5つ。花期は、4〜6月。1〜5個の花を散状につける。
- がくは、密に腺毛があり、名前の由来どおり粘る。
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全体 (1996.5) | 葉 (1996.5) |
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(1996.5) |
花の根もとは粘る (1996.5) |
- 山地や丘に生える半落葉低木。
- 枝は、車輪状によく分枝する。若枝は、褐色の剛毛を密生する。
- 春葉は、楕円形から広楕円形、質はやや薄い。両面にねた褐毛がある。長さ2〜4cm。
- 夏秋葉は、倒披針形、枝の先に輪状につき越年。
- 花は、朱赤色または赤紫色、裂片は5つ。花期は、4月下旬〜6月。
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全体 (1996.5) |
花 (1996.5) |
葉 (1996.5) |