クスノキ科(Lauraceae)
- 暖地の山野に普通の常緑高木。雌雄異株。
- 樹皮は、灰黒色。
- 葉は、互生、長楕円形から楕円形、革質、全縁。表面は緑色、裏面粉白。
- 若葉は、下に垂れ、黄褐色の絹毛が密生。
- 全体に芳香がある。
- 花は、黄色で1〜数個の散形花序。花期は、10〜11月。
- 果実は、翌年の秋に赤熟。
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(1996.5) |
葉 (1996.5) |
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枝と実 (2000/10/07) |
実 (2000/10/07) |
- 山に普通の落葉低木。雌雄異株。
- 若枝は、黄緑色または褐紫色で、しばしば黒斑がある。
- 葉は、互生、枝先に集まってつく。狭長楕円形、薄い洋紙質、無毛、全縁。
- 全体に芳香がある。
- 花は、黄緑色、散房状。葉と同時に咲く。花期は、4月。
- 果実は、球形、秋に黒熟する。
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(1996.5) |
- 暖地に野生する常緑高木。公園や社寺林に多い。
- 樹皮は、暗褐色、縦に短冊状に割れ目ができる。
- 葉は、互生、卵形から広楕円形、うすい革質、全縁、無毛。新葉は、赤褐色。
- 全体に芳香がある。
- 花は、黄緑色、円錐花序。花期は、5〜6月。
- 果実は、10〜11月に黒紫色に熟する。
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樹形 (1996.3) |
葉と黒熟した果実(1996.3) |