ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
ヒガンバナ[Lycoris radiata Herb.]
堤・墓地・田のあぜなどに多い多年草。
葉と花茎は別の時期に出て、同時に出ることは無い。
鱗茎は外皮が黒い。有毒であるが、水に何度もさらしてデンプンを得る。
葉は、花後の晩秋〜4月にそう生する。深緑色、線形、質厚く、光沢あり。先は鈍頭。長さ 30〜60cm、幅 7〜8mm。
花は、9月下旬、横向きに 5〜7個 咲く。花茎は、高さ 30〜50cm。
花被は、長さ 4〜5.5cm、狭倒披針形、ひどくそりかえる。縁は波打つ。
三倍体のため、普通種子はできない。
蕾
(2002.9.25 兵庫区塚本通)
満開の花
(2002.9.29 兵庫区塚本通)
花後の子房
(2002.10.7 兵庫区塚本通)
花後の花茎の根元に葉の芽生えが
(2002.10.12 兵庫区塚本通)
そう生する葉
(2002.10.12 兵庫区塚本通)
雄ずいと花粉
(2002.9.27 兵庫区塚本通)