理科」カテゴリーアーカイブ

デジスコに挑戦したい

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今年は、7/22に、皆既日食があるし、野鳥の観察にも使いたいと思い、思い切って、BORG77EDIIを購入しました。
といっても、神戸で観察するので、80%ぐらいの部分日食となりますが、太陽観察用のフイルムも購入しているので、BORGの先につければ、一眼レフカメラで撮影ができます。

思ったより、コンパクトなので、取り回しもやりやすそうで、とても楽しみです。

まずは、4/25のシギチドリ観察会でどれぐらい使えるものか試したいと思います。

RikaTan 編集会議&わいわい実験室 in 北海道

6/14,15と北海道に行ってきました。

初めて一人で飛行機に乗り、上から見る雲に興奮しながら北海道へと向かいました。
夜は北海道勢と合流して懇親会で北海道のすばらしい海産物を味わいました。

2日目は、午前中初体験のカヌーを美々川で堪能し、午後は、編集会議とわいわい実験室で楽しい時間を過ごしました。

今回は、人と人とのネットワークのすばらしさを痛感しました。たった、1日ちょいの短い時間でしたが、北海道の皆様方のご好意で、北海道の味覚と自然を堪能することができました。

Sense of Wonder (Rikatan誌)のための自然観察

2008/02/23(Sat)に、京都の宝ヶ池にRikatan誌の編集長・企画委員を中心に4月号の原稿(Sense of Wonder)のための自然観察会を実施しました。私は、撮影担当ということで、一眼レフデジカメ(Canon Kiss Digital N)+TAMRON AF18-250mm(Model A18) + Canon EF-S60mm F2.8 マクロUSM をもって参加しました。

当日は、晴れ・雨・みぞれ・雪、それに強風というめまぐるしく移り変わる天気で大変でした。しかし、太陽が出て、風も弱まり、楽しい昼食がとれたことはすごい強運だと思いました。昼食後、尾根道を登っていると、突如前方で『ばきばきっ』という音がし、木が強風で折れたのは少々背筋がぞっとしました。数m先には、今折れたばかりの幹(太さ:約60cm)がありました。

春の息吹がそこかしことあり、とても良い観察会となりました。

  • 京都市営地下鉄烏丸線国際会館前駅を降り、地上に出ると、ジョウビタキが出迎えてくれました。
  • ユリノキの翼果が落ちており、プロペラ状の翼がついており風に飛んで行きやすい構造になっていました。
  • アメリカフウなどの堅い葉芽or花芽はそろそろと開きつつありました。
  • 樹皮には、ガなどの穴のあいた繭のあとがあり、上から出たものや下から出たものがあり、物議を醸し出しました。
  • 樹皮には、ウメノキゴケなどの地衣類が非常に多くつけていました。
  • ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリも早くも花をつけていました。ただ、オオイヌノフグリは今日はさすがに寒かったのか、花弁は開ききれず、筒状になっていました。
  • 川岸にあったギシギシの葉をめくると、ハムシがでてきました。
  • 川岸には、秋の名残の茶色になったオナモミの果実やジュズダマの果実がそこかしこに落ちていました。
  • 山に入り際には、美しいコケ類の蒴(胞子嚢)やオオケマイマイ(毛のようなものがある扁平なカタツムリ)が見つかりました。
  • 山に入ると、ドングリから芽が出ているのが見られるようになりました。
  • 山の基本岩盤は、チャートで深海で放散虫が堆積してできたものです。1000年で数mmということですから、すごい年数がかかっていることがわかります。
  • 山の中では、朽ち木を崩して中を見ると、ムカデ・ヤスデ・クチキムシ・コガネムシの幼虫などを見つけました。まだ、寒いため、みなさん動きが鈍く撮影被写体として適切でした。
  • チャートのすきまやソヨゴの枝の穴から発芽したアカマツなど生命のすごさを見せてもらいました。

今回の内容につきましては、Rikatan 4月号に掲載されますので、みなさんぜひ購入して読んでください。

南あわじで白亜紀の地層と化石を探る

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表題の人と自然の博物館主催のセミナー(講師:古谷 裕さん)に昨日参加しました。

人と自然の博物館の本田さんの車に便乗させていただいて、参加してきました。
午前中は、南あわじ市福良公民館で講師の古谷さんの詳細な資料を元に講義がありました。私自身は専門が植物ですので、地学系は知識が少なく、大変勉強になりました。

  • 和泉層群について
  • 淡路で産出するアンモナイト化石
  • 和泉層群と大阪層群との不整合
  • 恐竜や翼竜の化石について

昼食は、近くのうどん屋でとりました。そこは何と徳島銀行の支店跡を改装したお店で、店内には大金庫がそのまま食事場所の一室として上手に使われており、びっくりしました。
私は、「たこ天そば」をいただきました。たこ天の入ったそばというのは初めてだったので、おいしくいただきました。

午後からは、いよいよフィールドワークが始まりました。
最初は、阿万西町の青少年交流の家南側の露頭の見学に行きました。ここでは、和泉層群の砂岩と泥岩の層が見事に交互に重なっているのが見られました。砂岩や泥岩を岩石ハンマーで割り、新しい断面を見たり触ると違いがわかります。
次に、そこから少し東側では、砂岩と泥岩の互層の和泉層群の上に大阪層群が不整合でのっかっている露頭が見られます。また、断層も見られました。
最後に、今回のメインである化石がほぼ確実に採集できる灘仁頃の露頭に行きました。ここは、和泉層群でも下灘層と呼ばれる層で他の層とは異なり、層理が明瞭ではありませんでした。砂岩が主体の泥岩を含む層でした。ここでは、化石の観察眼を持っている人は、容易に化石を採集することができます。私はそれほど上手ではないので、二枚貝1つとサンドパイプの中身の砂のかたまりを採集するだけにとどまりました。

今回は、久しぶりのフィールドワークを十分に堪能することができました。また、地層に関する知識の実地における再確認ができ、化石そのものも少々ながら採集することができ、とても充実した一日を送ることができました。やはり、専門家の方の話を聞きながら、実際のものを見聞していくというのは実にいいものだと再確認できました。

ニセ科学フォーラム(京都2006/08/26)

今日は、昼から表題のフォーラムに参加してきました。
今まで、怪しいものはたくさんあり、これはトンデモナイとわかってても、なかなかここのこれがおかしいときちんと説明できなかったのがとても歯がゆかったです。
今回のフォーラムで、『水からの伝言』『マイナスイオン』について、原理からよくわかりました。また、なぜ、そのような話が出てきたかの流れもていねいに説明していただき、よくわかりました。
これ以外にもたくさんのトンデモがはこびっているので、科学的合理的思考を養っていかなければいけないなと常々思いました。

トビ

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ラフティングの撮影待ちにトビがすっと川面に降りてきて、何か魚を捕まえて飛び上がっていくところを連射しました。
たまたま、ラフティングの撮影は、ズーム望遠レンズ75mm~300mmでしかもスポーツモードだったので連射可能状態だったのが幸いしました。

「野外観察と野外料理の会」に参加しました

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食事場所の周辺の風景 カラスノエンドウの葉のナナホシテントウムシ
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カキドオシ ノミノフスマ

須磨区の旧白川村に出かけました。神戸の市街地に近いにもかかわらず、田んぼのある田舎の風景です。道々、植物の観察をしながら、食べられる草を採取していきました。スギナ、ノカンゾウ、ハコベ、クズ、クサギなど天ぷらにして食しました。
また、ダッチオーブンでローストチキンを作ったり、薫製も作りました。なかなか、本格的でした。
そのあと、竹やタンポポの花茎による笛作りにも挑戦しました。
なかなか、中身の濃い一日でした。

ヒガンバナ咲く

家の前のグリーンベルトに、ヤブランが咲いているのに以前から気になっていて、休みの日(今日は体育大会の代休)に写真を撮りに出かけた。
実は、愛用の Nikon Coolpix 995 が修理から返ってきたところなので、ちょうど具合を確かめるのに最適だったこともあった。
その時、例年、ヒガンバナの定点観測をしているところをよく見てみると、芽が出ていることに気がついた。ちょうど、先日雨が降ったことも幸いしたようだ。
これについては、定点観測を参照されたし。
しかし、もう少し南に行くと、歩道脇に発砲スチロールの箱に土を入れヒガンバナを育てているところがあった。そこはもう満開であった。
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兵庫県警察本部 と 人と自然の博物館 で研修 

今日、理科教師の研修の一貫として、「兵庫県警察本部科学捜査研究所」と「人と自然の博物館」の教職員セミナーに参加しました。
県警本部では、最初に110番を受信する通信指令室と交通の流れ(渋滞など)を把握する交通管制センターを専用の見学コーナーから見学しました。
見学コーナーのガラス窓は、液晶によるものだと思われますが、普段はすりガラスになっていて見えないようになっており、見学時にクリアにされる仕組みになっていました。似たものは、新交通システム「六甲ライナー」の窓にも採用されています。
次に、いわゆる「科捜研」を見学させていただきました。
コカインや大麻の現物も見せていただき、検査方法についても簡単にレクチャーしていただきました。また、Spring-8の説明DVD・パスポートや紙幣の本物と偽物の区別をする検査方法についても説明を受けました。
始めて、知ることも多く、とても刺激的なものでした。
昼食の後、「人と自然の博物館」におじゃまして、教職員セミナーを受けました。テーマは、「太陽の力」であいにくの天気で野外での実験活動などはできず、屋内での講義となりましたが、多岐にわたる話で非常に有意義でした。

第7回京都自然観察会

ホウネンエビ カブトエビ カイエビ
ホウネンエビ カブトエビ カイエビ

昨日は、京都の近鉄新田辺からJR同志社前まで、水田に住む生き物の観察会に参加してきました。

カブトエビ・ホウネンエビ・カイエビが主な収穫物であった。

小さい頃は、山やガケに登ったり、ダムや池にアメリカザリガニ釣りをしにいったりはしたのだが、なにぶん、神戸の市街地育ちなので、水田というものが身の回りにはありませんでした。
ということで、水田の生物をこんなにじっくりと観察して追い回したのは、始めてだったので、とても感激しました。

カブトエビ・ホウネンエビについては、見たことはあったのですが、あのカイエビにはびっくりしました。こんなやつがいるんですね。

京都自然観察会のまとめをWebに掲載しました。(2005/07/02 追記)